愛あるセレクトをしたいママのみかた

ヴィヴィアーノ 25-26年秋冬コレクション - ときめく本能のままに

FASHION PRESS
ヴィヴィアーノ 25-26年秋冬コレクション - ときめく本能のままに

ヴィヴィアーノ(VIVIANO)の2025-26年秋冬コレクションが、2025年3月18日(火)、東京・恵比寿ガーデンホールにて発表された。

“ひとめぼれ”をテーマに純粋な衝動に身をゆだねて
イタリア語で“ひとめぼれ”を意味する「Colpo di Fulmine」をテーマに掲げたヴィヴィアーノの2025年秋冬コレクション。深く考えすぎず、雷に打たれたみたいに一瞬一瞬の衝動やときめきを重視し、コレクションを作り上げた。

素材を通した遊び
本能のままに素材を選び、重ね、組み合わせたという今季は、多種多様な素材を通した遊びが見られる。たとえば、フリルチュールを細かくつなぎ合わせたトップスやタイトスカート、パンツ、ジャンプスーツ。ふんわりと、そしてリズミカルに身体を覆い、独特の表情を付与した。

大きなカラーが特徴的なダブルブレストコートは、サテン生地にウエスタン柄のキルティングを施して遊び心をプラス。また、60年代の繊維を使用し、ヴィンテージライクな模様で織り上げたレース、ラメ糸を織り込み、糸のほつれなどで温かみをプラスしたツイードなどを見ることができる。


退廃的なムード
コレクションに漂う退廃的なムードは、上述したレースをはじめとするヴィンテージライクなモチーフによるもの。やわらかくヴィンテージ感のあるバラをプリントしたシルクのアイテムの数々がその好例で、ヨーロッパの王侯貴族の地位や権威を示すようなフリル使いが特徴のブラウスや、フリルの立ち襟を採用したドレスなどが挙げられる。

巨大化するバルーンシルエット
エアリーなニュアンスに染まる中、ふっくらとしたバルーンシルエットが時折差し込まれているのも印象的。レザーのミニスカートやウエスタンディテールが特徴のワンピースのほか、パンツの裾部分に取り入れるなど、丸みのあるシルエットが目立つ。

終盤の3ルックは、バルーンシルエットを採用したかのようなボリューミーなドレスに。胸元もしくは首元からふくらみを持たせており、存在感抜群だ。本物の風船のように、モデルの歩みにつれてふわふわとした揺れをみせた。

提供元の記事

提供:

FASHION PRESS

この記事のキーワード