『WIND BREAKER／ウィンドブレイカー』水上恒司主演で実写映画化、街を守る“正義の不良”に

漫画「WIND BREAKER」が実写映画化。映画『WIND BREAKER／ウィンドブレイカー』として、2025年12月に全国公開される。

街を守る“正義の不良”漫画「WIND BREAKER」
にいさとるによる漫画「WIND BREAKE」は、ケンカだけを取り柄に生きてきた桜遥(さくら はるか)が主人公。かつて不良の巣窟と恐れられた風鈴高校のてっぺんを獲るため街にやってきた遥だったが、そこでは生徒たちが防風鈴＝WIND BREAKERと呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた。戸惑いながらも防風鈴の一員となった遥が、街を守る“正義の不良”として、仲間とともに戦いに身を投じていく姿を描いた作品だ。

2021年にマガジンポケットで連載が始まった本作は、2024年にはTVアニメ化され、連載開始からわずか4年で累計発行部数は800万部を突破。これまでにない設定と、個性的で魅力溢れるキャラクター、不良漫画として王道の物語展開が掛け合わさり、瞬く間に多くのファンを生み出した。

主演・水上恒司で実写化、木戸大聖や上杉柊平ら共演
そんな人気漫画「WIND BREAKER」が待望の実写映画化。ケンカの強さだけを信じて街の外からやってきた主人公・桜遥を水上恒司が演じるほか、『ゆきてかへらぬ』の木戸大聖、『女神降臨 Before/After』の綱啓永、本作が演技初挑戦となるBE:FIRSTのJUNON(ジュノン)、Netflixドラマ「幽遊白書」の上杉柊平など、バラエティ豊かな俳優陣が集結する。

風を駆使した“ウィンドアクション”シーンも
劇中では、桜と謎の男による回し蹴り、JUNON扮する杉下が相手を机ごと叩き落すシーンなど、ド派手なアクションが盛りだくさん。タイトルの一部であり原作でも印象的だった”風”を映像的に活用するべく、立つことも困難な爆風を送り出す特機を用いて、風が吹き荒れる中でのアクション撮影も実施した。疾走感溢れる新たなアクション演出”ウィンドアクション”にもぜひ注目してほしい。

映画『WIND BREAKER／ウィンドブレイカー』登場人物・キャスト
主人公・桜遥…水上恒司
ケンカだけが取り柄の孤独な高校生。不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため街にやってくるも、風鈴高校の生徒たちは「防風鈴＝ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた。戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、仲間と共に街を守るための戦いに身を投じていく。

楡井秋彦(にれいあきひこ)…木戸大聖
桜を真っ先に慕う。ケンカはめっぽう弱いが情報収集に長けている。

蘇枋隼飛(すおうはやと)…綱啓永
頭脳明晰かつカンフーや合気道を彷彿とさせる拳法の使い手。右目の眼帯がトレードマーク。

杉下京太郎… JUNON(BE:FIRST)
風鈴高校のてっぺんである梅宮一を崇拝する荒くれもの。

柊登馬(ひいらぎ とうま)...中沢元紀
風鈴高校3年で四天王の1人。防風鈴きっての武闘派。

梅宮一(うめみやはじめ)…上杉柊平
風鈴高校のてっぺんを意味する総代を務める。

監督・萩原健太郎で実写映画化
監督は『ブルーピリオド』や『サヨナラまでの30分』といった青春映画でも知られる萩原健太郎、脚本は『ハケンアニメ！』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した政池洋佑が務める。

沖縄にてオールロケを敢行
なお、映画『WIND BREAKER／ウィンドブレイカー』は、沖縄県にてオールロケを敢行。防風鈴たちが守る「東風商店街」は実在の商店街を借りており、原作のアイコンとなる東風商店街のアーチや防風鈴の口上が描かれた看板など、漫画の世界観を大切にした大規模なオープンセットもゼロから制作されている。

【作品詳細】
映画『WIND BREAKER／ウィンドブレイカー』
公開時期：2025年12月
監督：萩原健太郎
脚本：政池洋佑
出演：水上恒司、木戸大聖、綱啓永、JUNON、中沢元紀、上杉柊平
配給：ワーナー・ブラザース映画