「UN3D.」16年秋冬デビュー - デザイナー荻原桃子が語るファッションデザインに必要なもの
ファッションブランド「アンスリード(UN3D.)」が2016-17年秋冬コレクションよりデビュー。
デザイナーは、ムルーア(MURUA)で9年間に渡って、クリエイティブ・ディレクターを務めた荻原桃子。定番から距離を置いた個性的なウィメンズウェアと、その特徴的なディテールを連動させたメンズウェアを展開する。
アイテムは、プリーツ、タック、ドレープと3つのアイコンディテールを際立せてデザインされており、特にブランドを象徴するのは折り紙のようなプリーツ。ファーストシーズンは、イラストレーター佐々木香菜子とのコラボレーションウェアも揃え、華やかな構成だ。洋服だけでなく、ファーをあしらったソックス、カラフルなシューズなど、パワフルなアクセサリーも並べ、モダンなコーディネートを提案する。
ファーストコレクションの展開を前に、デザイナー荻原桃子に新ブランド「アンスリード」に対する思いを聞くことができた。
「アンスリード」は、「UN STANDARD, UN SIMPLE, UN SIMILAR」をキーワードに、いろんな道のアンチテーゼを謳っています。
例えば、通常新ブランドをスタートさせるときは、年齢・職業など、着る人の細かい情報を考えてブランディングすると思うのですが、今回はそう考えることに疑問を抱いていて。