くらし情報『「UN3D.」16年秋冬デビュー - デザイナー荻原桃子が語るファッションデザインに必要なもの』

「UN3D.」16年秋冬デビュー - デザイナー荻原桃子が語るファッションデザインに必要なもの

でも、見せ方と組合せ次第ですごく新しくなる。新しいものを見たときって、ドキドキワクワクして、感動する。そういう気持ちに、作っている側もそうだし、着る・見る側もなって欲しい。そういう特別なブランドにしていきたいと考えているんですよね。

安心して着られる洋服をあえて推したくないのは、世の中にたくさんあるから。ベーシックを追求しても今は意味がないんじゃないかなって。

まずは、この世界観をもっと濃くしていきたい。そして、クオリティを高めて、セレクトショップに並んだときに、タグをみなくても「アンスリード」とわかってもらえるものにしていきたいと思っています。
そのためには、一つひとつのデザイン性とクオリティを上げていくことが大切です。

なかなか全身(コーディネート)で着てもらうことは難しいと思っているので。もちろんそういう方がいらっしゃったら、とっても嬉しいのですが。「アンスリード」のアイテムは、一つひとつにデザインソースをたっぷりと入れています。いつものスタイリングの中に、1つ取り入れるだけで、馴染みながら個性を出してくれるはず。手持ちの服と交えて、自由に着て欲しいですね。

それは、原点であるんですけど、やっぱり自分たちがつくった洋服を着ている人を見るのが一番嬉しいです。

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