ジブリ『耳をすませば』監督・近藤喜文の展覧会が阪急うめだ本店で - 原画など約500点展示
ジブリ『耳をすませば』監督・近藤喜文の展覧会が阪急うめだ本店で開催される。期間は2016年4月27日(水)から5月9日(月)まで。
多くのジブリ作品を手がけた日本屈指のアニメーター 近藤喜文。スタジオジブリの高畑勲・宮崎駿両監督から厚く信頼を寄せられ、ジブリを支えてきた。
本展では、『火垂るの墓』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』などの原画をはじめ、唯一の長編監督作品『耳をすませば』の絵コンテやアニメーション原画、スケッチなど約500点を紹介する。
キャラクターデザインと作画監督をつとめた『火垂るの墓』(1988年)や『おもひでぽろぽろ』(1991年)では、リアリティ溢れたキャラクター表現への挑戦が見どころのひとつ。表情の考察と試行錯誤を繰り返し、キャラクターが生き生きと動き出すまでの断片を、スケッチや原画でじっくりと見てみて。
また、作品のイメージを膨らませるために手描きしたイメージボードも多数展示。
他にも、公開に至らなかった、近藤が監督を務めた日米合作フルアニメーション『リトル・ニモ』(※パイロットフィルム、1984年)の動画など、貴重な資料もお見逃しなく。
※パイロットフィルム…公開予定の作品に対し試験的に製作されたもの
【詳細】
近藤喜文展
期間:2016年4月27日(水)