帽子デザイナー平田暁夫を父に持つ、石田欧子の帽子展 - 天然草やヴィンテージ素材を用いた作品
石田欧子による帽子展「LE COUP DU CHAPEAU ーパリの後でー」が、2016年6月3日(金)から6月7日(火)までの間、東京・南青山で開催される。
帽子デザイナー平田暁夫を父に持つ石田は、30年近くに渡り、「シンプルでフレキシブル・スマートで心地良い・コンパクトでアメージング」をコンセプトに帽子を作りつづけている。そんな彼女の作品は、洋服におけるオートクチュールのように、顧客ひとりひとりに合わせて手作業で仕上げられている。
創作の根底にあるのは、創造性と現在のフランスでは稀有になっているオートモードの伝統。そして、父から受け継いだ技術と精神だ。
本展では、ヨーロッパ各地ですでに生産されなくなったものを含む、貴重な素材を活かして作品を製作。麻や天然草を用いられた作品は、どれも斬新なフォルムで、現代の感性によって蘇った、新次元のオートモードを提示する。なお、日本展に先駆け行われたフランス・パリでは、‟とても被りやすい”といった帽子の原点へ立ち返る声が多く寄せられ、大きな話題を呼んだ。
【イベント詳細】
石田欧子帽子展「LE COUP DU CHAPEAU ーパリの後でー」