くらし情報『「クラーナハ展」日本初の大回顧展が東京&大阪で - 時空を超えたエロティシズム』

2016年5月16日 14:20

「クラーナハ展」日本初の大回顧展が東京&大阪で - 時空を超えたエロティシズム

「クラーナハ展」日本初の大回顧展が東京&大阪で - 時空を超えたエロティシズム

日本初のクラーナハの大回顧展「クラーナハ展―500年後の誘惑」が、東京・国立西洋美術館で開催。会期は、2016年10月15日(土)から2017年1月15日(日)まで。さらに、2017年1月28日(土)から4月16日(日)までは、大阪・国立国際美術館で実施される。

ルカス・クラーナハ(父)は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せたドイツ・ルネサンスを代表する芸術家。大型の工房を開設して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも深く関与していた。

多岐に渡る活躍を見せた彼の名を広く知らしめているのは、エロティシズムで描きだしたイメージの数々。本展では、その中でも傑作と言われるウィーン美術史美術館の《ホロフェルネスの首を持つユディト》、フランクフルトのシュテーデル美術館に所蔵されている代表作《ヴィーナス》などの厳選された絵画や版画作品を展示。艶っぽく魅惑的でありながら軽妙な女性像を映し出していく。


さらには、彼の絵画に刺激されたパブロ・ピカソ、森村泰昌らを含む近現代アーティストの作品も同空間に展開。多くの人を魅了する彼の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響に迫っていく。

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