琳派の日本画と漫画・アニメキャラがコラボした展覧会、代官山で開催 - アトムや初音ミクが絵画の中に
「ぼくらが琳派を継いでいく」展が2016年5月20日(金)から29日(日)まで、東京・代官山のギャラリー ALで開催される。
本展で展示されるのは、400年の歴史を誇る琳派の日本画と漫画・アニメのキャラクターを融合した作品群。「漫画やアニメを琳派的手法で描くとどうなるか?」という視点から、日本画と着物を基盤とする京都の老舗工房・豊和堂の絵師が描いたものだ。
今回は、2015年に京都国際マンガミュージアムで開催された「琳派オマージュ展」でも好評を博した作品を中心に、本展のために制作された新作も展示。
『鉄腕アトム』や『火の鳥』といった手塚治虫作品から、リラックマ、初音ミクまで、日本を代表する新旧のキャラクターたちが琳派の絵画の中に佇む。そんな一風変わった世界観を楽しめるユニークな展覧会になっている。
【開催概要】
「ぼくらが琳派を継いでいく」展
期間:2016年5月20日(金)〜29日(日)
時間:12:00〜19:00(会期中無休)
場所:AL (1階 メインスペース)
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
■展示作品
[ 漫画・アニメ×琳派作品 ]
秋野にパンジャとレオ図、アトムに富士図、コリラックマと竹林図、太陽の牙ダグラム/太陽ノ牙朽果図、初音ミクに杜若図屏風、柊かがみと紅梅白梅図、火の鳥蓬莱山図、リラックマと磯馴松図、リラックマと軒端の梅図、レオとユニコ図
[ 豊和堂作品 ]
尾長鶏図、四季草花図、双犬図、白象図、藪萱草図、流水図
■トークショー&レセプション
日時:2016年5月21日(土)