映画『たかが世界の終わり』グザヴィエ・ドラン最新作 - ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ出演
グザヴィエ・ドラン監督の最新作『たかが世界の終わり』が、2017年2月11日(土)に全国順次公開される。本作は第69回カンヌ国際映画祭にてグランプリを受賞。前作『Mommy/マミー』の審査員特別賞受賞、前々作『わたしはロランス』でのある視点部門女優賞受賞に続き、3作連続となるカンヌ映画祭での受賞となった。
劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を基にし、ドランが監督・脚本を手がけた本作。彼が切り撮るのは、愛しているのに傷つけ合う“ある家族の1日”。長い間帰郷していなかった若手の作家が12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的なストーリー。
グザヴィエ・ドランは『マイ・マザー』や『胸騒ぎの恋人』で鮮烈なデビューを飾り、『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児となった映画監督。その美しい容姿からルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアンバサダーとして、広告に起用されるなど、映画界のみならず多方面で活躍している。