ディオールの新作バッグ - 立体感のある素材でリュクスな気配を演出

ディオール(Dior)の2016-17年秋冬コレクションより、新作バッグの紹介。

イタリア・フィレンツェで、知識と技が集結して生まれた最新バッグ。アイコニックな“Lady Dior”にインスパイアされたこのバッグは、レザーの扱い方やハンドルの取り付けなど、伝統技術を駆使し手作業で作り上げた、美しいコレクションだ。

グリーンやレッド、オレンジなど、カナージュの色鮮やかなカラーが施された上質なレザーの数々。その1つ、グラフィカルなマス目のようなモチーフは、アヴェニュー モンテーニュ 30番地のサロンで開かれたファッションショーのゲストのために、クリスチャン・ディオールが選んだ椅子のシート部分に見られるパターンを再現したものだ。

レザーの艶を最も美しく出せるよう、カナージュの幅や糸の張り具合などを全て完璧に調整。バッグの寸法も、正確に設計された木製型にセットし、繊細に仕上げられている。

小さな内ポケットと2つのマグネットで開閉するフラップや、“DIOR”のチャーム、ゴールドリボンでエンボス加工された“Christian Dior”の文字など、ディテールも見事。115もの構成要素が組み合わせられて生まれたバッグをぜひチェックしてみて。