映画『忍びの国』大野智主演、和田竜の小説を実写化 - 伊賀vs織田の戦い描く戦国エンターテインメント
和田竜のベストセラー小説を実写化した映画『忍びの国』が、2017年7月1日(土)に全国の劇場で公開される。
従来の時代小説とは異なるテイスト、そして明瞭で痛快にテンポよく進むストーリーの「のぼうの城」で脚光を浴びた和田竜。その後も「村上海賊の娘」など、圧倒的なスケールで読者を戦国の世界へ誘う作品を発表し続ける和田の小説「忍びの国」(発行部数50万部)が、本作の原作だ。
時は戦国。伊賀一の腕を持ちながらも無類の怠け者でもある忍び・無門を主人公に、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と、百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との壮絶な戦いが描かれる。
主人公・無門(むもん)を演じるのは、今回、時代劇映画初主演となる大野智。嵐のメンバーとしてはもちろん、ドラマ、舞台、映画、アートと様々なステージでその存在感を発揮している大野が、“金の亡者”で“無類の怠け者”、けれど“史上最強の忍び”という破天荒な人物像にチャレンジする。
また、無門の妻で、安芸の武家から無門にさらわれてきた女性・お国役の石原さとみ、伊賀・下山家の嫡男で、ある事件により忍びに失望してしまう下山平兵衛の鈴木亮平、伊賀を治める十二家評定集の一人・百地三太夫役の立川談春、剛力で名を馳せる信雄の家臣・日置大膳役の伊勢谷友介と、豪華キャストが脇を固める。