ボッテガ・ヴェネタ 2016年秋冬ビジュアル公開、舞台はイタリアのシチリア島
ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)2016年秋冬コレクションのビジュアルが公開された。
今回の舞台は、イタリア・シチリア島のジベッリーナだ。アルベルト・ブッリが約8万平方メートルの大地に作り上げた、記念碑的な意味を持つ壮大な芸術作品“グランデ・クレット”が選ばれた。
“グランデ・クレット”は、1968年にシチリア島で発生した地震で完全に崩壊したジベッリーナの旧市街地を作品に仕立てたもの。真っ白な景色を背景に、今シーズンのボッテガ・ヴェネタのカラーパレットが際立つビジュアルとなっている。
映し出されたのは、ランウェイにも登場したレオパード柄のコートや濃く鮮やかなピーコックブルーのスカート。また、ロイヤルレッドやブラックといったカラーを使用したスカートやジャケットも登場し、色の対比を際立たせている。
なお、ボッテガ・ヴェネタのビジュアルは<アート・オブ・コラボレーション>と呼ばれ、世界的に有名なビジュアルアーティストとのコラボレーションにより毎シーズン作り上げられてきた。
プロジェクトにはこれまで、荒木経惟やナン・ゴールディン、フィリップ・ロルカ・ディ・コルシアなどが参加してきている。