丸の内イルミネーション2016、『くるみ割り人形』のプロジェクションマッピングやトリックアートなど
では、名作『くるみ割り人形』の不思議な世界観を体感できる。
「くるみ割り人形」は、クリスマスにプレゼントしてもらったくるみ割り人形を大事にしている少女・クララがネズミの大群から人形を助けると、人形が素敵な王子様に変身。そこから王子とクララの不思議な冒険が始まるという物語だ。
メイン会場の丸ビルでは、3階歩廊に広がる高さ15m×幅65mのガラス面を巨大スクリーンに見立て、プロジェクションマッピングで「くるみ割り人形」のストーリーを映し出す。チャイコフスキー作曲の名曲とともに、迫力ある映像を見ることができる。
さらに、丸の内各エリアでは、ストーリーを表現した5つのインスタレーションも登場。まるで自分も夢国へ迷い込んだかのようなトリックアートなど、遊び心溢れる仕掛けを楽しめる。
丸ビル1階マルキューブには、少女クララとくるみ割り人形が出会う“シュタールバウム家のクリスマス”をイメージした約7mのクリスマスツリーが登場。
さらに、王子とクララを乗せたそりが駆け抜ける雪の森を表現したトリックアートや、“お菓子の国”のシーンをモチーフにしたチョコレートの香りが漂うツリーなど、期間中は丸の内エリアが物語の世界観を表現した空間に変身する。