2016年9月9日 06:00
映画『沈黙-サイレンス-』M・スコセッシ監督&原作・遠藤周作 - 窪塚洋介、浅野忠信、小松菜奈ら出演
また本作は、11月29日(現地時間)に発表された、世界の映画賞レースの前哨戦となるナショナル・ボード・オブ・レビューでは「トップ10作品」に選ばれ、見事「脚色賞」に輝いた。そして、12月4日(現地時間)に発表されたLA批評家協会賞では、激しいキリシタン弾圧を推し進める井上筑後守を演じた日本人俳優、イッセー尾形が、助演男優賞の次点に選ばれている。
キャスト・スタッフマーティン・スコセッシ監督
1970 年代初めからアメリカ映画界の新進として注目されたマーティン・スコセッシ監督。
信仰、誘惑、罪や贖罪など、道徳や宗教的な テーマを通じて、社会の暗部や人間精神の奥底をあぶり出していくのが特徴。1976年に主演 ロバート・デ・ニーロの『タクシードライバー』でカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞。2006年にレオナルド・ディカプリオ主演の『ディパーテッド』で アカデミー賞を初受賞。
そんなマーティン・スコセッシは、『沈黙-サイレンス-』の描き方、また心身ともに変わる主人公に対して、次のようにコメントしている。「日本の文化やキリシタンの皆さんの勇気を損なうことないよう描いたつもりです。
忠実に敬意を持って、そして共感と慈悲心を持って描こうと、力の限りを尽くしました。」