「金閣寺|銀閣寺茶箱展」銀座三越で、まとふが金閣寺をイメージした茶箱を販売
「金閣寺|銀閣寺茶箱展」が、2016年10月12日(水)から11月1日(火)まで、東京・銀座三越で開催される。
昨年の千利休の茶室「待庵」茶箱展に引き続き実施される本展では、金閣寺と銀閣寺の古材を使って、多数のアーティストや作り手が現代の新しい茶箱を提案。注目は、日本のファッションブランドまとふ(matohu)が手掛ける作品だ。
デザイナー堀畑と関口は、この展示のために「夕映えの茶箱」を制作。江戸時代初期の茶人、金森宗和作の茶室「夕佳亭(せっかてい)」から見える夕暮れ時の金閣寺をイメージして、古清水焼の鳳凰文様の茶碗を中心に、古作と現代の作家たちに特注した道具を組み合わせた。また、すべての道具は、まとふオリジナルテキスタイルの仕覆で包まれていて、すべての茶箱は購入することが可能だ。
さらに、デザイナー堀畑と関口は、詩人で翻訳家のピーター・ジェイ・マクミランと茶箱をめぐるトークイベントを10月22日(土)に行う。
なお会場には、ピーター・ジェイ・マクミランの作品、さらには塗師の赤木明登、金工の長谷川竹次郎、画家の小松美羽などが手掛けるピースも展示される予定だ。
【イベント詳細】
金閣寺|銀閣寺茶箱展
期間:2016年10月12日(水)