映画『ムーンライト』傷を負いながらも強く生きる黒人少年とその成長 - アカデミー作品賞受賞
映画『ムーンライト』が、当初2017年4月を予定していた公開日を繰り上げ、3月31日(金)よりロードショー。公開規模も予定より大幅に拡大される。なお、本作は第89回アカデミー賞で作品賞を受賞している。
ムーンライトのあらすじ・ストーリー
ブラッド・ピット率いる映画製作会社プランBエンターテインメントが手がけた『ムーンライト』は、マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を、少年期・ティーンエージャー期・大人になるまで、の3つの時代構成で描いたヒューマンドラマ。
ドラッグ、いじめ、虐待、父親の不在と、たくさんの傷を負いながらも強く生きる主人公シャロンは、時代に分けてトレバンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバートの3人の俳優が演じている。
その他、麻薬常習者の母親を『007』シリーズのナオミ・ハリス、主人公の少年の面倒を見る麻薬ディーラーを人気ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」などに出演するマハーシャラ・アリらが出演。監督・脚本は、『ムーンライト』が長編2作目となる新鋭バリー・ジェンキンス、そしてエグゼクティブプロデューサーをブラッド・ピットが担当している。