ライゾマとアート+コムの合同企画展が東京・西新宿で - 光の動きに着目した最新のデジタルアート
企画展「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」が、NTTインターコミュニケーション・センターで開催される。会期は、2017年1月14日(土)から3月20日(月・祝)まで。
アート+コムとライゾマティクスリサーチは、社会で機能するようなメディア・アートやテクノロジーによる表現を実践する集団。本展では、「光の動き」という要素に注目し、「ポエティクス(詩学)」、「ストラクチャー(構造)」をテーマに作品を展示する。
展示作品の1つである《RGB|CMYK Kinetic》は、2015年にバルセロナのソナー・フェスティバルでアート+コムが発表した作品《RGB|CMY Kinetic》のアップデート版で、天井から吊られたオブジェクトが光と音楽にあわせて振付けられたダンスのように動くもの。現在のデジタル技術によってブラッシュアップされた要素と、20世紀の前衛芸術から引き継がれた要素、光、色彩、動き、音楽により、総合的な表現が完成している。
ライゾマティクスリサーチからは、本展覧会のための新作が登場。近年彼らがダンスユニット「イレブンプレイ」とともに追求してきた、ダンスとオブジェクトの構造、関係性を研究するプロジェクトの延長上に位置する作品だ。