イガル・オゼリの個展「Erasing Photography」代官山で、写真のようにリアルな油彩画
イスラエルのアーティスト、イガル・オゼリによる日本初の展覧会「Erasing Photography」が2017年1月26日(木)から2月4日(土)まで、東京・代官山ヒルサイドフォーラムで開催される。
イガル・オゼリはニューヨークを拠点に活動するイスラエル出身のアーティスト。彼の作品はフォトリアリズムの流れを汲む超絶技法で知られており、自然の中での女性の一瞬の姿を、まるで写真のように捉え描いている。一見油彩画には見えない、細かな筆触が特徴だ。
2010年からは、ミック・ジャガーの娘であるモデルのリジー・ジャガーを冬のニューヨーク、セントラルパークにて描いたシリーズ作品を制作。2015年にはウォール ストリート インターナーショナル誌のアート欄で、彼の作風が「彼はフォトリアリスティックな具象的絵画を、比類のないほど洗練された新しいレベルに押し上げた」と評され話題となった。
日本初開催となる本展では、リジー・ジャガー、ポーランド出身のファッションモデルであるズザナ・ブッシウォルド、そして今回初めてオゼリ作品のモデルとして起用されたDJのカオパンを描いたシリーズを発表。彼女達を描いたペインティング約15点、ドローイング約5点が展示される。