キューン2017年春夏コレクション - 洋服をやめ、薔薇や謎の物体が絡みつく“室外機”を発表
CUNE(キューン)の2017年春夏コレクションは、洋服を発表することをやめた。
洋服の代わりに、今季は「室外機」をテーマにしたルックを発表した。独特の白いデコレーションが施された室外機2台を撮影した8枚のフォトのみである。1台は大輪の薔薇がファン部分を隠すようにあしらわれ、とげとげしい蔓が室外機全体に巻き付いたもの。もう一方は、菌類を思わせるような物体が、室外機を土台にむくむく成長しているようなルックだ。
本コレクションには、2人のトップクリエイターが関わっている。写真家のレスリー・キーと、シャネルやアンダーカバー、ジュンヤワタナベ・コム デ ギャルソンといった最前線のブランドのファッションショーを手掛けてきた、ヘアスタイリスト/メイクアップ・アーティストの加茂克也だ。
なお、これまでもCUNEは、肉塊の上にモデルが直立する「生肉 IN THE SKY」と題した16年春夏コレクションや、馬に引きずられた感を再現した16年秋冬コレクションなど、奇想天外なコレクションを発表してきている。
2017年春夏コレクションは2017年1月28日(土)よりスタートする。
パレス スケートボード×オークリー、“斑模様”の中綿ジャケット&登山用サングラスなど