くらし情報『「日本画の教科書 東京編」山種美術館で開催 - 奥村土牛や川合玉堂らの珠玉の作品約50点』

2017年1月30日 20:05

「日本画の教科書 東京編」山種美術館で開催 - 奥村土牛や川合玉堂らの珠玉の作品約50点

「日本画の教科書 東京編」山種美術館で開催 - 奥村土牛や川合玉堂らの珠玉の作品約50点

「日本画の教科書東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―」が、東京・広尾の山種美術館で2017年2月16日(木)から4月16日(日)まで開催される。

開館50周年を迎える山種美術館は、その歩みの中で美術の教科書に登場するような名品の数々と、創立者・山﨑種二と画家とのエピソードを交えながら紹介してきた。「京都編」に引き続き開催される本展では、「東京編」としてその歩みを振り返るとともに、東京画壇の歴史に名を刻む主要な作品を一堂に展示する。

展示の中心となるのは、院展と日展の日本画家の作品。激しい近代化の波が押しよせた明治時代、横山大観、菱田春草らをはじめとする画家たちは、東京美術学校の岡倉天心による指導のもと、古典研究を重視しながら、新しい日本画のあり方を求めて模索していた。天心によって1898(明治31)年に創設された在野の美術団体・日本美術院は、紆余曲折を経ながらも現在まで続いている。その院展の中から、今回ピックアップするのは安田靫彦の《出陣の舞》、奥村土牛の《鳴門》、そして小林古径《清姫》のうち「日高川」など数々の著名な画家の絵画だ。

一方で、1907(明治40)年、初の官営の美術展覧会として始まった文展は、日本画の近代化の上で重要な役割を担い、帝展、戦後の日展へと継承されている。

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