くらし情報『「ベルギー 奇想の系譜」展を渋谷で開催 - ボスやブリューゲル、マグリットなど』

「ベルギー 奇想の系譜」展を渋谷で開催 - ボスやブリューゲル、マグリットなど

「ベルギー 奇想の系譜」展を渋谷で開催 - ボスやブリューゲル、マグリットなど

「ベルギー 奇想の系譜ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」展を、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催。会期は2017年7月15日(土)から9月24日(日)まで。

長い歴史にわたり数々の「奇想」と呼べる作品を生み出してきたベルギー美術。美しく不思議な想像の世界は、ミステリアスな魅力で現代に生きる私たちをも虜にする。その歴史は、幻想的なテーマを持った絵画の伝統、そして事物の外面に現れる内面の残酷さまでを描き出すような、緻密な写実表現といった北方独自の伝統に裏打ちされている。

本展では、500年にわたるベルギー美術の「奇想」の系譜を辿っていく。15世紀のヒエロニムス・ボスから20世紀のルネ・マグリット、そして現代のヤン・ファーブルに至るまで、その優れた発想と技術で美術史に功績を残しながら、同時に”謎”をも残していった芸術家たちの作品を1つの空間に集めたユニークな試みだ。

「奇想」のルーツを語るには、15世紀の画家ヒエロニムス・ボスを欠かすことはできないだろう。
同時代の画家たちが、明るい色彩で聖母を描いている時、ボスが描いていたのは「地獄」だ。現実離れした幻想的な色彩で描かれた豊かでどこか不気味な空想の世界は、何時間もその前で眺めてしまいそうな複雑な示唆を孕んでいる。

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