くらし情報『アツシ ナカシマ 2017年秋冬コレクション - 細分化される再構築と心地よいジャポニズムの風』

2017年2月27日 16:10

アツシ ナカシマ 2017年秋冬コレクション - 細分化される再構築と心地よいジャポニズムの風

アツシ ナカシマ 2017年秋冬コレクション - 細分化される再構築と心地よいジャポニズムの風

アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)は、イタリア・ミラノの舞台に立ち、最新コレクションとなる2017-18年秋冬コレクションを2017年2月23日(木)に発表した。

分解を意味する「DISSOLVE」がテーマである。昨シーズン同様に、異なるもの同士の結合や再構築、そしてそこから生まれる新しいデザインを追い求める姿勢は変わっていない。今回はより細かく複雑に。そして次の場面へと変化した際の、印象の違いに着目しているようである。

始まりは、ストリートの定番として定着している(しつつある)MA-1が題材としてあがった。ここにジャポニズムを投じる。着物の到着だ。
帯や掛襟をしっかり保ったアウターが登場。さらに、MA-1にウールコートのラペルとマフラーを合わせたウェアが続いている。今季はより合体方法が細分化されている。パッチワークはより丁寧に細かく、特に裏地はうまく利用されていて、MA-1のオレンジ色の裏地は差し色になっているし、あとに続くモッズコートもキルティング生地がエクステンションの役割を成して、よりロングレングスなアウターへと変わっている。

合わせたインナーは、ロゴ入りまたはジップ付きのハイネックトップス。

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