銀座エルメスにて「水の三部作 2」 アブラハム・クルズヴィエイガス展を開催
エルメス(HERMÈS)は、「水の三部作 2」 アブラハム・クルズヴィエイガス展を、銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催。会期は、2017年4月21日(金)から7月2日(日)まで。
メキシコシティを拠点に活動するアーティスト、アブラハム・クルズヴィエイガス。ロンドンのテート・モダンでの個展の開催や、ヴェネチア・ビエンナーレに参加するなど、世界的に評価を受けている。
彼が手掛けるのは、単体のオブジェから大規模な建築的インスタレーションまで。それらの作品は、石や段ボール、廃材や鉄屑など、訪れた土地で拾ってきたローカルな素材で構成されている。そんな各地の歴史や、政治、社会を内包する”日常的”な素材は、彼によって”非日常的”に組み合わせれ、配置されることで、全く違った姿で立ち現れてくる。この意味のズレや混沌さに、日常的なモノの見方に慣れている私たちは、ハッとさせられることだろう。
本展は、2017年に3カ所で開催されるクルズヴィエイガスの一連の個展「水の三部作」の第2章。東京という街で彼のインスピレーション源となったのは、日本で展開された建築運動「メタボリズム」や、日本と米国にルーツを持つ芸術家イサム・ノグチによる家具だ。