くらし情報『バルムング 2017-18秋冬コレクション - 幼少期の思い出は色あせず、色とフォルムに現れる』

バルムング 2017-18秋冬コレクション - 幼少期の思い出は色あせず、色とフォルムに現れる

バルムング 2017-18秋冬コレクション - 幼少期の思い出は色あせず、色とフォルムに現れる

バルムング(BALMUNG)の2017-18年秋冬コレクションが2017年3月20日(月・祝)に発表された。今シーズンは「あのころ」をテーマに、デザイナー・HACHIの幼少期の記憶を巡るウェアを披露した。自身が生まれた田舎町で遊んでいた頃の思い出や印象を衣服に閉じ込めた。

今シーズンのキーワードでもある「子供の頃の記憶」はセーラー風トップスのほか、デザイナー・HACHIが自身で描いたという少年のイラストが物語っている。

さらに自身が冬生まれなこともあり、冬の冷たい空気や雰囲気がウェアのカラーパレットとなった。アイシーでくすんだブルーやグレー、ホワイトなどがメインだ。

「今回は布を遊んだ」と彼が語る通り、いつにも増して造形的で分量感たっぷりのフォルムも目につく。小さい頃ボリューミーなシルエットの衣服ばかりを着ていたそうで、そんな記憶とリンクしている。
建築的なボリュームのあるトップスやフード付きアウターのほか、スリーブを紐でキュッと絞るデザインのトップスなどがその一例だ。

さらに、そんなフォルムを形作るユニークな素材使いにも注目したい。ホワイトとアイスブルーの霜降り柄にボタニカルを合わせたようなトップスの素材は、よく見ると透明。

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