グローイング ペインズ 2017-18年秋冬コレクション - ”戦場のナース”が持つ女性らしさと強さ
グローイング ペインズ(GROWING PAINS)が、2017年秋冬コレクションを2017年3月20日(月)に発表した。
今シーズンのインスピレーション源となったのは、戦場で人々を助ける「ナース」だ。会場となった夜の駐車場の暗く無骨な空間には、うっすらと赤いライトが照らされ、まるで戦場を思わせるような緊迫感のあるムードが漂う。
コレクションは、危険な戦場に果敢に立ち向うナースの”強さ”と”フェミニンさ”を表現。甘く女性らしいルックが登場したと思えば、兵隊を思わせるようなタフでマスキュリンなルックが、そして時にはそれらが1つのピースに共存しているようなルックも展開された。
ファーストルックを飾ったナースのエプロンのようなワンピースは、あえて固くハードな印象のエナメル素材を採用。ボリューミーに広がるスカートや、ピンクとホワイトのストライプ柄に幾つも配されたリボンが甘いムードを放つシャツが、ブラックに光るエナメルとコントラストを成している。フリルが優雅なワンピースにも黒のレザーを採用し、女性らしさの中に秘めた力強さを表した。
大戦が佳境を迎えた40年代のミリタリーやナースをイメージした要素もあちこちに散りばめた。