映画『僕とカミンスキーの旅』グッバイ、レーニン!の監督&主演が再タッグ、天才画家と青年の奇妙な旅物語
映画『グッバイ、レーニン!』で知られるヴォルフガング・ベッカーが監督・脚本を務める映画『僕とカミンスキー』が、2017年4月29日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国の劇場で順次公開される。
東西ドイツ統合という歴史的な一大事を背景に、社会の激変に翻弄される庶民の姿を哀歓豊かに描いた映画『グッバイ、レーニン!』(03)。公開当時のドイツにおける歴代興収記録を塗りかえ、ベルリン国際映画祭やヨーロッパ映画賞ほかで数多くの賞に輝いたこの家族ドラマは、日本でも多くの観客の笑いと涙を誘ってヒットを記録した。
この『グッバイ、レーニン!』で愛する母親のために“優しい嘘”をつき続ける主人公アレックスを好演した主演俳優ダニエル・ブリュールは、その後ハリウッドに進出して国際派のスター俳優へと成長。そしてブリュールが出世作『グッバイ、レーニン!』のヴォルフガング・ベッカー監督と12年ぶりに組んだ本作『僕とカミンスキーの旅』は、世代も境遇もまったく異なる31歳の青年と85歳の老人が織りなす奇想天外なロードムービーだ。
高慢で崖っぷちの美術評論家ゼバスティアンを演じるのが、そのダニエル・ブリュール。