映画『武曲 MUKOKU』綾野剛×村上虹郎 - 剣を介して魂をぶつけ合う男たち描く剣道小説を実写化
映画『武曲 MUKOKU』が、2017年6月3日(土)に公開される。
原作は、1998年の『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞を受賞した藤沢 周による同名の小説。剣道界で一目置かれながらも、父にまつわるある事件をきっかけに生きる気力を失ってしまった剣道部コーチ・矢田部研吾と、そんな彼を立ち直らせるために研吾の師から送り込まれたラップ好きの高校生・羽田融の二人を主役に、闘うことでしか生きられない男たちの武骨でエモーショナルな人間模様が描かれる。
警備員として働き、剣道部コーチを務めながらも、生きる気力を失いどん底の日々を送る主人公の研吾役を演じるのは、ラブストーリーからアクション、問題作からコメディまで幅広い役柄を演じ分ける実力派俳優・綾野剛。そして、恐るべき剣の才能を持つ天衣無縫な高校生の融役を、人気急上昇中の新鋭・村上虹郎が務める。
そのほか、研吾の師である僧侶・雪峯役に柄本明、研吾行きつけの小料理屋の女将・三津子役の風吹ジュン、研吾と対立する父親・将造役の小林薫と、豪華キャストが出演。そして、2014年にモスクワ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した『私の男』の熊切和嘉がメガホンを取る。