すみだ水族館の新展示「ワンダークラゲ」クラゲの動きと連動した映像と音で、不思議な浮遊感を体験
東京・墨田区の「すみだ水族館」では、開業5周年を記念した新たなクラゲ展示「ワンダークラゲ」を、2017年4月29日(土・祝)より開始する。
「ワンダークラゲ」は、「すみだ水族館」で生まれたミズクラゲたちの動きをもとに生み出された映像や音を、クラゲの展示空間に重ねることで、ミズクラゲの持つゆったりと心地良いリズムを全身で感じながら不思議な浮遊感に浸れる体感型のクラゲ展示。
クラゲたちの持つ収縮運動は「拍動」と呼ばれ、小さなクラゲは早いリズム、大きく成長したクラゲはゆったりとしたリズムの拍動を繰り返す。「拍動」のリズムはクラゲの健康状態によっても変化するため、飼育スタッフがクラゲの日々の健康状態を知るうえで重要なバロメーターにもなっているという。
今回投影する映像では、クラゲの成長段階ごとに実際の拍動の回数を計測し、プログラミングを経てクラゲを模したオブジェクトの動きに反映。館内のアクアラボで、ミズクラゲを赤ちゃんから育て展示している「すみだ水族館」ならではの、生体のデータに基づいた映像演出となっている。
また、飼育スタッフと同じ研究員の白衣を着て、クラゲの観察や給餌をできる体験プログラム「クラゲ研究員」