日本名作アニメを学べる「映画の教室」東京国立近代美術館フィルムセンターで、虫プロの作品や影絵アニメ他
7月19日(水)の第4回目もセルアニメーションにフォーカス。虫プロが倒産する前の最後の作品となった実験的映画『哀しみのベラドンナ』を上映する。「アニメロマネスク」として発表された、文学性の高い大人向けの作品だ。
最終回は、テーマを「さまざまな素材と手法」として、古いものは1924年から、新しいものでは2002年の『頭山』までの全8作品が紹介される。切り紙と実写を合成した大藤信郎の『煙り草物語』や、写真や紙芝居風の手法を用いた虫プロの作品など、様々な素材やスタイルが交差するラインナップだ。
各回とも、上映に加えて研究員による約15分の解説がつく。定員制となっており、19時20分から(発券は当日19時から)開始する。なお、本上映会は10月11日(水)より別のテーマで後期の開催も予定されている。
【詳細】
「映画の教室 2017 素材から観る日本アニメーション」
開催日:2017年6月28日(水)、7月5日(水)、12日(水)、19日(水)、26日(水) ※全5回・毎週水曜日
開始時間:19:20~ ※終了時間は各回異なる。約15分間の研究員の解説付き。
開場・発券:当日19:00~ ※発券は地下1階受付。