絵本画家いわさきちひろや世界の絵本作家の作品を展示、長野・安曇野ちひろ美術館で
「走る!跳ねる!ちひろ・子ども百態」展と「ちひろ美術館コレクション 子どもの世界・世界の子ども」展が、長野・安曇野ちひろ美術館で開催される。開催期間は2017年5月13日(土)から7月4日(火)まで。
子どもに焦点を当てて
生涯子どもを描き続けた絵本画家・いわさきちひろ。彼女の心のふるさと、長野にたてられた安曇野ちひろ美術館では、その開館20周年を記念して「子ども」に焦点をあてた展覧会を開催する。いわさきちひろ作品を中心とする「走る!跳ねる!ちひろ・子ども百態」展のほか、世界の子どもを描いた様々な絵本画家の作品を展示する「ちひろ美術館コレクション 子どもの世界・世界の子ども」展も同時開催される。
「走る!跳ねる!ちひろ・子ども百態」展
躍動感のある子どもの姿をいきいきと表現する、ちひろの作品。その表現力はわが子のスケッチの積み重ねや実験的な画材の使用など、数々の挑戦によって得られたものだった。「走る!跳ねる!ちひろ・子ども百態」展では、1940年代の活動開始から書き溜めた膨大な子どものスケッチ、パステルを線描に初めて用いた1970年の『となりにきたこ』の作品、後期の水彩表現など、ちひろの子どもの動きの表現方法の変化を約100点のいわさきちひろ作品とともに紹介する。