映画『ブレンダンとケルズの秘密』トム・ムーア監督の長編アニメーション、美しい冒険ファンタジー
長編アニメーション映画『ブレンダンとケルズの秘密』が公開される。7月下旬にYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー。
映画『ブレンダンとケルズの秘密』は、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』のトム・ムーア監督の長編デビュー作。第82回アカデミー賞にノミネートされるという快挙によって、世界中を驚かせた。
舞台は9世紀アイルランド。ケルズ修道院にバイキングの襲来を逃れた修道士が一冊の「聖なる書」を携え訪ねてくる。その本には隠された知恵と力が秘められていた。本を完成させるため少年・ブレンダンは魔法の森へ出かけるが、迫り来る闇を本の力で打ち砕き、世界に光を取り戻すことができるのか?
予告編には、修道院がバイキングに襲われる場面や、ブレンダンが禁じられた修道院の外の森へ行き、様々な危機に遭遇する様子が。
サスペンス溢れる冒険ファンタジーを予感させる内容に仕上がっている。
見どころは、ダブリン大学図書館で350年間保管される国宝「ケルズの書」の、鮮やかで美しいケルト文様が万華鏡のように動きだす圧巻の映像だ。アイルランドの緑に包まれた美しいアニメーションの日本公開に期待が高まる。