特別展『歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会―』神奈川・岡田美術館で開催
が26人、「品川の月」が19人。最初に描かれた「品川の月」から歌麿晩年の「深川の雪」までは実に10年以上もの開きがあるため、歌麿美人の様式変遷が楽しめるのも本展のポイントの一つだ。
貴重な歌麿肉筆画も同時公開
現存する歌麿の肉筆画(筆で描いた絵)は非常に少なく、40点程度しか存在が確認されていない。そのうち「深川の雪」以外に、遊里の女性たちがプライベートな時間にくつろいだ様子で会話を交わす「三美人図」、座敷に呼ばれた芸者の凛とした姿を描いた「芸妓図」を収蔵する岡田美術館は、本展に併せ、歌麿の名品2点「三美人図」「芸妓図」を、4階展示室にて特別に公開する。
開催概要
『歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会―』
開催期間:2017年7月28日(金)〜10月29日(日)
休館日:会期中休館日なし
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷 493-1
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般・大学生 2,800円、小中高生 1,800円