くらし情報『「珠玉の香合・香炉展」を静嘉堂文庫美術館で - 猿のような姿の香合や国宝・曜変天目も特別公開』

「珠玉の香合・香炉展」を静嘉堂文庫美術館で - 猿のような姿の香合や国宝・曜変天目も特別公開

「珠玉の香合・香炉展」を静嘉堂文庫美術館で - 猿のような姿の香合や国宝・曜変天目も特別公開

「〜かおりを飾る〜 珠玉の香合・香炉展」展を東京・静嘉堂文庫美術館にて開催。会期は、2017年6月17日(土)から8月13日(日)まで。

仏前に芳香を献上するものとして、古くにインドや東南アジアから伝わってきた香合・香炉。動物や花など様々なモチーフに見立てられたり、繊細な装飾が施されてきたり、と日本ではその長い歴史の中で実に多様でユニークな香合・香炉を生み出してきた。

本展では、美術館が所蔵する250点にものぼる香合・香炉の中から、優品約80件を精選して展示する。12〜13世紀のものから、江戸時代のものまで。思わず微笑みたくなるような愛らしいものや、ため息が出るほど繊細で美しいものなど、様々な香合・香炉には、その時代の人々の思想やセンス、そして遊び心を紐解くきっかけが詰まっている。

野々村仁清の国宝「色絵雉香炉」
鷺の姿をした野々村仁清の香炉「銹絵白鷺香炉」も紹介。
空を仰ぎ見るような鷺の表情は、なんとも愛らしい。つるりと艶やかでまろやかな白色と、仁清ならではのスッと伸びた美しい造形美が見所だ。同じく仁清による「色絵法螺貝香炉」は、貝殻のリアルな造形表現と、金彩も用いた極彩色の華やかな色彩が見事な作品だ。

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