ケイト・スペード、17年秋コレクションを六本木で発表 - 20年代のパリへ旅に出かける
ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)2017年秋コレクションが、東京・六本木で2017年6月15日(木)に発表された。
今季ケイト・スペード ニューヨークは、1920年代のフランス・パリへ旅に出かける。古典から解放され、ファッションそのものに自由と新しさが舞い込んだ時代。新しいファッションを追い求めた当時の女性たちが憧れた、3人のキーパーソンがいた。
一人は、典型的な”フラッパー”スタイルの女優・ルイーズ・ブルックス。おかっぱヘアと神秘的なビッグアイを持った彼女は、服装・習慣ともに常識を破る現代っ娘。続くのは、アメリカ人ジャズシンガーのジョセフィン・ベーカー。夢を追いかけパリに渡った彼女は、”黒いヴィーナス”として愛された。
そして最後に、エコール・ド・パリの画家キース・ヴァン・ドンゲンが描いたミューズ。大きなポピーの花をつけた女性像もまた、時代を象徴する人物である。
この3人のミューズを据えたシーズンルックは、ロマンティックなフラワーがキーポイント。大きく咲いたローズ模様は、プリントとなり、刺繍となり、スカートやニットを彩る。ブラックがベースの落ち着いた花模様は、繊細なレースと相性抜群。