ドキュメンタリー映画『ソニータ』ラッパーを夢見る難民少女、悲しみや怒りを歌に込め運命を変える
ドキュメンタリー映画『ソニータ』が、2017年10月21日(土)よりアップリンク渋谷で公開される。
ストーリー
18歳のソニータがスクラップブックに書いた夢は、有名なラッパーになること。しかし、パスポートも滞在許可証もなく、アフガニスタンのタリバンから逃れてきた難民の彼女は、不法移民としてこの施設で心の傷を癒やすためのカウンセリングや将来のアドバイスを受けている。その一方で、彼女の家族は全く別の将来を準備していた。アフガニスタンに住む親は、古くからの習慣どおりにソニータを見ず知らずの男性に嫁がせようとする。花嫁の値段は9,000ドルーー。
女性が歌うことが許されないイランで、ソニータはどうしたらラッパーになる夢を叶えることが出来るのだろうか?母親から迫られる強制結婚から逃れるため、そして有名なラッパーになるという夢を追うため、ソニータは自らの人生を歌うことで切り拓こうとする。
厳しい現実に立ち向かう少女ソニータ
タリバンの影響力が強まるアフガニスタンに生まれ、10歳の頃に難民としてイランへと逃れた少女ソニータ。
友人が次々と結納金と引き換えの結婚を強いられるなか、それでも彼女は、アフガニスタンの少女たちが抱える悩み、悲しみや怒りをラップに込めて歌い続ける。