2017年10月5日 17:30
キャスリン・ビグロー監督作、映画『デトロイト』暴動で街が戦場化する中で起きた“衝撃の事件”
『デトロイト』では、凶悪な差別主義者であるデトロイト市警の警官クラウスを演じる。この難しい役を演じるにあたっては、無知になることを心掛けたそうで次のように話す。「とても難しい役。間違った事実を信じ込んでいる男の心理、人種差別主義者を演じるためには、その役に無知になりきる心構えが必要でした」と語る。
事件に巻き込まれたシンガー、ラリー・リードの特別映像も
バンド、ザ・ドラマティックスのシンガーであるラリー・リードもまた、「アルジェ・モーテル事件」に巻き込まれ、容疑者として白人警官の暴力的な尋問に晒されたうちの1人だ。ラリー本人と、ラリー役を演じるアルジー・スミスが“戦慄の一夜”を語る特別映像も公開。
『デトロイト』あらすじ
1967年夏、デトロイト。暴動で街が戦場と化す裏側で、世界を揺るがす“ある事件”が起きていたー。
デトロイトの暴動発生から2日目の夜、ミシガン州兵隊の集結地付近で銃声の通報があり、デトロイト警察、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵、地元の警備隊が、アルジェ・モーテルの別館に捜索押収のため乗り込んだ。何人かの警官が捜査手順を無視して、モーテルの宿泊客たちに不当な強制尋問を始めた。