くらし情報『TOGA 2018年春夏コレクション - まだ見ぬ肌を“現在進行形で”より自由に解き放ち続ける』

2017年10月20日 21:45

TOGA 2018年春夏コレクション - まだ見ぬ肌を“現在進行形で”より自由に解き放ち続ける

TOGA 2018年春夏コレクション - まだ見ぬ肌を“現在進行形で”より自由に解き放ち続ける

TOGA(トーガ)の2018年春夏コレクションが東京・国立新美術館にて発表された。12年ぶりとなる日本でのショーは、20周年を記念したものだが、デザイナー・古田泰子にとってはあくまでも現在進行形のTOGAを見せる場所としての想いが強いショーだった。

会場に都会の喧騒が流れ始め、ショーが始まると、モデルは国立新美術館の長いエスカレーターを下りてランウェイを歩く。ロンドンでこれまで発表されてきたコレクションと違うのは、メンズとウィメンズを両方展開させたこと。デザイナーが日本という土地でショーを開催するにあたってボーダーレス、ジェンダーレスを意識した結果だ。

今季の"HOLES,SUITS,CRUMPLED"というテーマの通り、前後にえりのあるシャツや丈が極端に短いテーラードなど、スーツスタイルをとにかく様々に変形したワードローブを展開。ショー中、音楽の勢いが変化し、その変形もより過激なものに。他にも袖がノースリーブ風に破れたテーラードや、裏返しに着ているように見えるジャケットなど、自由に変形を重ねている。


多数登場する、バックスタイルで背中が大胆に空いているトップスや、足を裾から出して着る変形のプリーツスカート。

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