2017年11月14日 17:00
ソマルタ2018年春夏コレクション - 幾何学柄に落とし込む自然の美
ソマルタ(SOMARTA)の2018年春夏コレクションが発表された。
色彩豊かなルックが目立つ今季のコレクションテーマは“ナチュラリア(naturalia)”。花々や鳥、ジャングルの植物といった自然を愛する都会の民族がイメージされている。
自然の美しさは、カラフルな幾何学模様によって表現されている。鱗状に凸凹の立体感が出されたサッカー生地に、ダイナミックな手描きデザインの柄をプリントしたテキスタイルは、緩やかなフレアシルエットが美しいロングドレスやスカートに。ピンク系の色彩は咲き誇る花々を想起させ、グリーンやブルー系の色彩は、ジャングルに流れる川や青々と茂る植物を思わせる。
一方で、自然の野性的なムードは、トライバル風のディテールによって表現された。様々な機械刺繍機を応用して作られたチュールレースは、フリンジ刺繍を施した立体的な形状が特徴的。
オレンジやベージュといったカラーを組み合わせて幾何学模様を作り出している。
また、涼やかな穴あき刺繍レースが、スカートやブルゾン、ワンピースなど、様々なアイテムになって登場。植物の葉茎や木漏れ日など、自然界に見る有機的な模様がデザインされている。