2017年11月10日 14:40
「視線で花咲くアート展」AI(人工知能)×アートの体験型イベント、来場者の視線の動きで生まれ育つ花々
ネイキッドによるAI(人工知能)を活用した体験型イベント「視線で花咲くアート展」が、東京駅直結の行幸地下通路にて開催される。期間は2017年11月13日(月)から26日(日)まで。
「視線で花咲くアート展」には、「NEC the WISE(エヌイーシーザワイズ)」とのコラボレーションによるアート作品が登場する。最先端AI技術群の名称である「NEC」、賢者たちという意味をもつ「The WISE」を名に冠する「NEC the WISE」は、 人とAIが協調しながら問題を解決していこうという想いが込められた最先端AI技術だ。
今回のコラボレーションはそのひとつである、カメラで離れた場所から人の視線の向きをリアルタイムかつ高精度に検知できる「遠隔視線推定技術」を組み合わせて実現した。訪れた人が作品を見ると、視線を向けた先のスクリーンで花が生まれ育ち、さらには蝶が飛ぶなど、さまざまな生命の誕生が映像によってうかがえる。 鑑賞者が多くなればなるほど、それぞれの視線で生み出す生命が重なり合う幻想的な世界を楽しむことができる。
作品は、日本画をモチーフとしており、人によって異なる視線の機微を精密で柔らかな描写で表現した。