映画『ぼくの名前はズッキーニ』切なくも心温まる珠玉のストップモーションアニメ、峯田和伸が声優初挑戦
映画『ぼくの名前はズッキーニ』が、2018年2月10日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国の劇場にて公開される。
切なくも心温まる珠玉のストップモーションアニメーション
監督・脚本を務めたクロード・バラスは、『ぼくの名前はズッキーニ』が長編デビューとなる注目のアニメーション作家。ジル・パリスによる原作に魅了された彼が、大人向けだった原作を、世界で虐待にさらされる子供たちへの応援歌として脚色。膨大な時間をかけて、一本のストップモーションアニメーション映画として完成させた。
物語の主人公は、不慮の事故で母親を亡くし、ひとりぼっちとなってしまった9歳の少年・イカール。母親が付けてくれた“ズッキーニ”と言う愛称を大切にしている彼は、心優しい警察官の手助けもあり孤児院・フォンテーヌ園に入ることとなる。
そこには、心に様々な傷を負った子どもたちが暮らしており、やがてズッキーニは仲間と居場所を見つけ出してゆく。小さな初恋、スリリングな救出作戦、男の子同士の友情…ユーモアにあふれ、切なくも心温まる珠玉の物語が心を揺さぶる。
世界の映画祭を席巻
『ぼくの名前はズッキーニ』は、2016年のアヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞と観客賞の2冠を獲得したほか、第89回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネート、そしてフランスのアカデミー賞であるセザール賞では、最優秀長編アニメーション賞とともに、実写映画を押さえて、最優秀脚色賞を受賞。