2018年1月18日 11:20
ダックス 2018-19年秋冬コレクション - 紳士と淑女が行く機関車の旅
ダックス(DAKS)は、2018-19年秋冬コレクションをイタリア・ミラノで2018年1月14日(日)に発表した。
会場に汽笛の音が鳴り響き、それとともに黒い幕が開かれた。そこに隠されていたのは金色の機関車。今回は降車する乗客たちがランウェイのモデルのようだ。彼らの風貌からは、まるでタイムスリップをしているかのような印象を受ける。メンズでは、ラペル幅が極太のクラシカルなコートに緩いシルエットのスラックス、ウィメンズではケープにフリルブラウスとレザーパイピングのタイトスカート、そして頭にはクラウンの高い帽子を。いずれもファブリックはブラウンベースのチェック柄でレトロ感を満たす。
チェック柄は今季のキー素材となっているらしい。
そして、それを取り囲むように濃厚なオリーブやボルドー、鮮やかなオレンジやイエローが存在する。もっともチェック柄との相性が図られたのは、優しい風合いのレザーアイテムだったように感じる。メインとしてはもちろんだが、大きく取り上げるわけではなくともグローブやジャケットのディテールに使用することで、重厚感をもたらしている。
時を追うごとに柄遊びと色遊びがより幅を広げていく。