エズミ 2018-19年秋冬コレクション - より高次元の美しさへ、ヴィクトリア朝の空気をまとって
エズミ(EZUMi)は、2018-19年秋冬コレクションを発表。ヤストシ エズミ(Yasutoshi Ezumi)から改名後、初となるコレクションだ。
今季のテーマは「Untitled:16」。あえて名付けを抽象的にすることでより奥行きのある世界観を見せていく。“16”は、黄金比の1:1.618の数字から由来する。構築的で端正な造形のピースがコレクションを彩る。
服作りのインスピレーション源となったのは、価値の低い素材をより高次元のものへとアップデートする“アップサイクル”によって生み出されたアートや建築。ベージュやグレー、パープル、ネイビーといったニュアンスを含むカラーリングは、デザイナー・江角泰俊が数多のアートや建築をピックアップした中から抽出した色。
1枚の洋服の中で、またはスタイリングの中で、組み合わせられた色達が絶妙なバランスを保ちながら相互に作用し、服を完成形へと導く。
もう一つの着想源は、英国のヴィクトリアンスタイルだ。装飾的なレースを組み合わせたブラウスやスカート、グレンチェックのセットアップなどが、クラシカルで上品な雰囲気を演出する。バイカラーのチェックを組み合わせたジャケットは、ハリ感のある生地で作られた、凛とした表情が印象的だ。
Aラインシルエットのコートは、パープルのラインを足したグレンチェックのソフトな生地や、立体感のあるキャメルのメルトンで仕立てられた。シルエットだけでなく裾のラインも表情豊かに曲線を描き、緩やかでフェミニンな空気感を表現する。
ミリタリーテイストのトレンチコートには金属のボタンを贅沢に使用。ボタンの留め方によって自在にシルエットを変えられる。
また、大きなフラップのついたポケットは、袖を通すことができるように実は貫通しており、フラップから手を出すとまるでケープのようなシルエットに。身頃の内側に付けられたマガジンポケットなど、優雅なデザインの細部に様々な仕掛けが隠れている。
目を惹くのは個性豊かなニット達だ。エズミの多彩なボタン使いや、ノルディック柄の部分のみをモヘア糸で作り、起毛させることで独特の浮遊感を示すニットなど、ユニークなディテールが光る。様々な編目模様を組み合わせたニットはアシンメトリーな柄・形と、編目の織り成す透け感が服に躍動感をもたらす。紙を破いた時のような、ランダムなラインを描くニットチュニックも登場。一度成形したものをカットして強縮をかけ、フェルトのような高密度にすることで独特の質感を生み出している。
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