2018年2月12日 14:00
ボッテガ・ヴェネタ 18年秋冬ウィメンズコレクション - ニューヨーカーが愛する“極端な生活”
ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)がミラノからマンハッタンへ。通常、イタリア・ミラノで最新コレクションを発表しているブランドは、今季、ニューヨークのマディソン アベニューに新ブティックをオープンした記念に、アメリカ・ニューヨークで2018-19年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。もちろん、今季もメンズとの合同ショーである。
コレクションの起点は、デザイナーのトーマス・マイヤーが想像する「ニューヨーカー像」。ミラノとの差異そして共通点を模索したトーマスが見つけた一つの答え、それはニューヨーカーたちは極端であること。デイタイムは大都会で一生懸命働き、夜にはパーティーで羽目を外す。かと思えば休日には、都会を離れ田舎で心を休める。そんな極端から極端へ移動するような“コントラストの強い”生活イメージをファッションに落とし込んだ。
顕著に表れているのは、鮮やかなカラーパレット。パキっとしたイエローとレッド、淡いブルーやパープルは光沢あるシルクやベルベットにのせて個性を強めた。時にワントーンでまとめてカラーの魅力を存分に引き出し、かと思えばトップスとボトムスで異なる原色を組み合わせて対峙を楽しんでいる。