2018年3月2日 02:50
サルヴァトーレ フェラガモ 2018年秋冬コレクション - ルーズなムードから見つけるエレガンス
サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)がメンズ・ウィメンズの合同ショーを開催。2018年2月24日(土)、メンズ・ウィメンズ共に2018-19年秋冬コレクションがイタリア・ミラノで発表された。
ウィメンズは、これまでシューズに携わっていたポール・アンドリューをクリエイティブ・ディレクターに迎えたファーストシーズン。自身でもシューズブランドを手掛けているほど靴に熱心なポールはシューズとの相性を考えクラシックなピースを製作。基軸となるのは、見慣れたフォルムをアップデートすること。
イタリアンウールやカシミヤのニット、ソフトコットンなど上質なファブリックで仕上げた、コードやドレス。中にはアーカイブのスカーフから着想したシルクドレスもある。共通するのはどれも丈が長くあえてルーズにみせていることだ。
襟付きのロングドレスは生地を贅沢に使い、丈とともに量感もとり、優雅なドレープを描くように設計した。また、差し込まれたフード付きのケープコートは、驚くほど薄いレザーでロング丈を作り、歩みに合わせてふわりと広がる優美な姿を演出した。
また、メンズと合同で新作を披露することで、男性服に見られる要素をウィメンズに落とし込む方法がとられている。