2018年3月23日 19:05
サポートサーフェス 2018-19年秋冬コレクション - “動”が静物に生命と美を与える
サポートサーフェス(support surface)の2018-19年秋冬コレクションが、2018年3月20日(火)、東京・表参道ヒルズ スペース オーで発表された。
静と動
今シーズンは、肉体を静物ととらえた時に、如何に命を吹き込んでいくか?という問いを装いに落とし込んだコレクション。“静”の身体が“動”の衣服をまとうことによって、生きた美しさを体現する。
ディテールが服全体を形作る
襟元やバックに寄せたギャザーや、立体感を生み出すタックを複雑に施すことで意外性のあるフォルムを作り出す。胸の直下を絞ったり、無数のひだを作り出したり。サイドをギュッと絞り上げたようなユニークなフォルムのスカートや様々な方向に布地が流れていくドレスなど、服の一部であるはずのギャザーやタックが全体に影響を与え、服を形作っていく様子が見える。
様々な二面性新たな一面を引き出す生地使い
ファーを一面にあしらったスカートや、ウールのドット地を施したスカートは、前後で異素材と切り替えられ、平面的/立体的、無地/柄、無彩色/有彩色など、様々な二面性を見せる。
また、生地のバイアス使いも散見された。
チェック地をバイアスにとると、普段とは異なるアーガイル柄のように見える。