2018年3月24日 15:25
アキコアオキ 2018-19年秋冬コレクション - シンプルなカラーとマスキュリン
アキコアオキ(AKIKOAOKI)の2018-19年秋冬コレクションが2018年3月21日(水)に東京・ポリゴン青山で発表された。
ベーシックとマスキュリン
インスタレーション形式で発表された今季のコレクションは、新しく生み出されたアイテムたちをラックに掛けることから始まった。掛けられたアイテムたちは、シンプルな色使いによってデザインされた一見ベーシックなルックス。しかし、テーラードジャケットやネクタイなど、前シーズンまでのフェミニンさとは違ったマスキュリンなテイストを含んだアイテムが並び、コレクションの概観が示された。
複雑なカッティング、サイズ感で魅せる
グレーで統一されたジャケットは複雑なカッティングにより生み出された一着。側面に入れられたスリットからは、インナーのコットンシャツを出して。コーディネートに独創性をもたらす斬新なディテールだ。
ビッグシルエットコートの大きく落ちる肩も計算された設計の上で成り立っているもの。
女性の華奢な体格とは対照的なボリューミーなサイズ感は、着る人の体躯とシンクロして全体に美しいシルエットを描く。
スプレーアートをデザインに
デザイナー・青木明子曰く"街をジャックしているイメージがある"というスプレーアートをデザインに落とし込んだジャケット、シャツ、パンツの3ピースはショーの中でも一際アーティスティックな雰囲気。