くらし情報『ジョウタロウ サイトウ 2018-19年秋冬コレクション - 現代的なアプローチで模索する和装の未来』

2018年3月24日 18:55

ジョウタロウ サイトウ 2018-19年秋冬コレクション - 現代的なアプローチで模索する和装の未来

ジョウタロウ サイトウ 2018-19年秋冬コレクション - 現代的なアプローチで模索する和装の未来

ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)の2018-19年秋冬コレクションが2018年3月21日(水)に東京・渋谷ヒカリエにて発表された。

新しい"着物"
デザイナー・斉藤 上太郎は、伝統的で古式な衣服であるという着物に対する固定観念に一石を投じた。着物もとい和装への新しいアプローチの手段が表現されたショーでは、全43ルックが登場。新しく生み出されたされた着物の姿は、今までの古風さとは違う、新しく、鮮やかな雰囲気を纏っていた。

パターンはクラシカルに、カラーはモダンに
本来の姿を変えるような新しさの提案ではなく、あくまで着物としての新しさを追求。多く用いられたパターンはクラシカルな花柄。しかし、そこに用いられるのは花の色を再現した彩りではなく、白や黒、グレーといった落ち着いた色。モノトーンの配色と、複数の着物に見られたラインのデザインはモダンなエッセンスを着物に加えていた。


落ち着きのある配色の中にも鮮やかな色彩を取り入れて。着物ならではセクシーさやエレガントさは忘れずに、女性の美しさを引き出すようなパターンも随所に取り入れられた。

個性を主張する帯
モダンに仕上げた着物と共に和の着こなしを作り上げるのが、帯。

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