インドの綿布「カディ」とその魅力を伝えたマルタン・シンを紹介する展覧会、HaaTのバッグ販売も
「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展が、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて2018年5月20日(日)まで開催。また、5月25日(金)から6月24日(日)までは「Khadi インドのものづくり - Homage to Martand Singh - 」が、京都のISSEY MIYAKE KYOTO KURA (蔵)ギャラリーにて行われる。
インドの手仕事を象徴する綿布「カディ」
手仕事による技法や歴史、文化が根強く継承されているインド。その簡素で美しい生活様式を象徴するテキスタイルとして、今日でも手紡ぎ、手織りによって生み出されているカディ(Khadi)が挙げられる。1本1本の糸の表情や多様な織り目など、作り手が丁寧に紡ぎ出す美しいテクスチャーが特徴だ。
インド・テキスタイルを世界に広げたマルタン・シン
マルタン・シンは、インドの独立、雇用、死生、創造の観点からカディを「自由の布」と称し、この綿布で仕立てられる服カディ・クルタ(Kurta)を日常的に身に着け、インド・テキスタイルをはじめとする幅広い文化復興活動を行ってきた。