サンシャイン水族館で「化ケモノ展」“擬態”する生き物たちをテーマにした特別展
サンシャイン水族館では、“化ける”生き物たちをテーマにした特別展「化ケモノ(ばけもの)展」を、2019年2月11日(月・祝)まで開催。当初、2018年11月25日(日)までの開催を予定していたが、好評につき延長となった。
身を守るために身体を変化させる、あるいは有毒生物に体の模様を似させるなど、擬態する生き物に焦点を当てた本展。敵から身を守る際、体を細くすることで木の枝にカモフラージュするフクロウ「アフリカオオコノハズク」や、尖った目と鼻の先と、全身茶褐色で枯れ葉のように見えるカエル「ミツヅノコノハガエル」、幼魚から成魚への成長で模様が変わる魚「タテジマキンチャクダイ」など、約30種類の生き物たちを紹介する。
会場は4つのゾーンで構成。様々な生き物の展示と共に擬態の仕組みや種類を学ぶことが出来る「擬態解説」、巧みに隠れた擬態生物を実際に探しながら観覧する「惑わしの森」、海の生き物に焦点を当てた「騙しの海」、擬態という枠を超え生き残り戦略を知る「番外編」と、それぞれ異なるテーマで、彼らのユニークな生態に触れる事ができる。
また、会期延長につき、生物たちの擬態レベルもアップ。例えば、擬態の上級者として知られるヒラメは、これまで“名人”レベルでの展示であったが、もはやどこにいるか分からない“神”レベルで展示されることとなる。