現代美術作家アニッシュ・カプーア大規模展が大分・別府公園で、世界初公開の新作パビリオンなど10作品超
2018年の国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭「おおいた大茶会」のメインプロジェクトの1つとして、「アニッシュ・カプーア in BEPPU」が、2018年10月6日(土)から11月25日(日)まで、大分・別府公園にて開催される。
毎年、国際的に活躍するアーティスト1組を別府に招聘し、地域性を活かしたアートプロジェクトを展開する個展形式の芸術祭「in BEPPU」。2016年の現代芸術活動チーム「目」、2017年の西野達に続いて2018年に招かれるのは、イギリスの現代美術作家アニッシュ・カプーアだ。
インド・ボンベイ(現ムンバイ)出身のアニッシュ・カプーアは、現代美術の分野において最も重要なアーティストの1人として国際的に注目されている人物。2015年にヴェルサイユ宮殿で行った個展や、ロンドンオリンピックの記念モニュメント、2017年に東京にも上陸した移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ(ARK NOVA)」の制作など、大規模な作品で常に話題をさらってきたカプーアの作品が、国内ではかつない規模で展示される。
新作を含む10点以上の作品の中でも特に注目したいのは、世界初公開作品となる新作パビリオン「Sculptural Void Pavilion(仮称)」。